自分でリースを作るとは思っていなかったのですが、近所にある宝塚大劇場の前の通り『花のみち』を散歩していた時に、たまたま拾った松ぼっくりが、大きくてとてもキレイで一目惚れしました。自宅に帰ってテーブルに置くと形や色や模様がとてもきれいでエネルギーが出てるように見えました。
それをきっかけにリースを作ることに。使った材料は松ぼっくりと段ボールだけで。でも出来上がりには感動しました。
初めて松ぼっくりを拾った日から、まずはリースが作れるだけの松ぼっくりを集めることに。
初日が5つ。次の日も5つ拾えました。
ところが、それ以降はなかなか集めることができませんでした。
理由は、『花のみち』を業者の人がいつも清掃をしているので落ち葉も松ぼっくりもない状態に。
なので、近くにある河川敷にも松ぼっくりを探しに行き、やっと十分な数を集めることが出来ました!
様々な色やサイズの松ぼっくりが集まりました。
リースのデザインイメージは、松ぼっくりの自然のままの色や形を生かして少し大きめに作ること。
松ぼっくりは、木から落ちてからの時間の違いで、色が赤茶のものと灰色がかった濃い茶色のものがあり、カタチは、表側は木の花のようなのに裏側はウロコが渦を巻いてる形状。また横から見たら松かさの表と裏で色が違っている。
ずっと見ていても飽きません。
接着する道具や土台がないか宝塚市山本にある 『あいあいパーク』 へ。
この時期、クリスマスのキラキラのオーナメントやリースが溢れていて松ぼっくりだけでリースを作ろうとしていて大丈夫なのか?とちょっと不安に。。松ぼっくりもカラフルにペイントされたり漂白されてたり楽しそうな雰囲気。。
しかし!最初の『拾った時のきれいだ』と思った感覚を信じてキラキラしたオーナメントに心を奪われそうになりながらも接着する道具とリースの土台だけをチェック。
松ぼっくりを土台に接着するためのグルーガンを購入。
リースの土台をどうするか? お店で販売しているリースの裏側を見るとドーナツ状の木が土台になっていました。
欲しいと思っていた土台が売っていなかったこともあって、ダンボールで同じような形状を作ることにしました。
スーパーで大きめの段ボールをもらって面積の広いところを残してカット。
サイズの大きな松ぼっくりを並べてみて、リースの直径を22cmに決めました。
円形に切れるカッターを持っていたので、これを使ってドーナツ状に段ボールをカットします。
中心を固定して一回転させると、こんな感じに切り込みが入ります。
あとは、細いカッターを使ってくり抜いていきます。
強度を出すために2枚重ねに
ボンドで貼り付け
これが土台になります。
そして土台に松ぼっくりをグルーガンで接着していきます。
電源を入れて5分くらい経つとグルースティックが溶けてくるので、引き金を引いてにょろっと出して松ぼっくりの接着面につけていきます。
最初に並べた大きいサイズの松ぼっくりの列の中に、小さめの松ぼっくりを色や向きがいいなと思う感覚に従ってはめ込み、接着していきます。
大きいサイズの列の中に小さいサイズのものが埋まりました。
あとは、外側を大きさや向き、色を見ながら丸くなるように松ぼっくり同士をグルーガンで接着してカタチ作っていきました。
横から見た厚みはこんな感じです。上部の方が厚みが出てます。
できあがったら、土台の輪っかにリボンを通して壁に掛けれるように
これが、できあがりです。
松ぼっくりの色やカタチが生かされている感じがします。
地味になるかもしれないと思ったりもしましたが、存在感があってやはりきれいだと思いました。
玄関に飾ったあと、グルーガンのあとが見えてる箇所が気になったので次の日、松ぼっくりを追加でプラスしたりちょっと修正しました。
グルーガンの先はそれほど細くないので、細かいところにつける場合、綿棒に付けてから接着したら、うまくできました。