木酢を使ってバラの虫除け対策をやってみた

この時期になると植物に虫の幼虫が現れて新しくでてきた柔らかい葉やつぼみなど食べ尽くそうとします。
今年は、去年購入した大きな花を咲かせるバラの葉にも緑や黒色の幼虫が現れました。
なんとかしたいと思い、雑誌の付録に付いてた『Rose Book』を参考に虫除け対策を実践しました。
方法は、木酢原液を水で薄めてスプレーする簡単で、環境にもよいものです。
有害物質のホルムアルデヒドやメタノール、アセトアルデヒドなどを除去してくれたり、土壌に微生物が繁殖しやすくなって土のコンディションがよくなったり、ハーブなどは、香りが高くなるそうです。
　

去年購入した大輪の花を咲かせるバラの葉っぱ、食べられています。

これは、ドングリの葉にいた幼虫。

何年か前のクウネルに付いてた『Rose Book』。手描きの絵や説明があまりの力作なので保管していました。
月ごとにバラの育て方がていねいに紹介されています。

もう５月ですが、うちのバラは、まだつぼみをつけていないので、３月のお手入れになるかなぁと思いこの月を参考にすることにしました。

スプレーをするのに選んだ1Lのガーデンスプレーと木酢原液1500ml。
こまめにこの時期からスプレーをしたかったので、1Lの容量でポンプ式、噴射される霧が細かいものを選びました。

ガーデンスプレーの作りは、振り子ホース付きの蓄圧式スプレーです。上のつまみ棒を上下して加圧し（10~15回くらい）レバーを引くと細く霧状に噴射されます。

写真のようにかなり細かく霧が噴射されるので、木酢がいきわたっていい感じです。

これはミニバラにかけた後、これからたくさんつぼみをつけてくるので、楽しみです。

木酢原液のボトル。（ボトルの後ろに説明が入っています。）

虫除け以外にもバラは、葉っぱが黒点病にかかりやすいので葉の健康を保つためにもこれからの時期、梅雨などで病原菌が増えないよう、木酢をこまめに散布しようと思います。