モルタル製の土佐錦魚(とさきん)用の水鉢を買ってから、約1ヶ月、急速に水鉢がビオトープ化しています。
水鉢を買ってから、この1ヶ月間のことについて、まとめてみました。
水を張ってから約一ヶ月後、今の水鉢の様子です。
水鉢を買って水を張った後、まずやったことが、スイレンの植え付けでした。
沈めた鉢の内、大きい方の鉢が新しく買ってきたスイレン。小さい方の鉢は以前から育てているスイレンを株分けしたものです。まだ土から、小さな葉っぱを一枚程度出しているだけの状態でした。
合わせてナガバオモダカも投入。スイレンと合わせて、水生植物の専門店 杜若園芸(とじゃくえんげい)さんで今回買ったもの。このナガバオモダカを入れた訳は…。
それはメダカです。
杜若園芸さんで植物と合わせて、一匹100円の白メダカ5匹を買いました。(5匹買ったつもりが、家に買えると6匹いました。サービスでオス3匹メス3匹にしてくれたのかな?)
その6匹のメダカを、一旦水にならした上で、投入。最初はちょっと驚いた様子でしたが、しばらくすると元気に泳ぎ出し、一安心。
メダカは、水質に敏感な生物なので、気を使いました。
それから約1週間で、こんな感じに。
買ってきたスイレンは次々と葉っぱを増やし、株分けしたスイレンも細い茎を伸ばし、小さな葉っぱを水面に出しました。
あと、メダカの産卵の時期が近づいていたので、コーナンで遊浮植物マツモとアナカリスを購入して入れました。
アナカリス
水草を入れて、しばらしくて、水草にメダカの卵を見付けました。そのままにしておくと、親が食べてしまうこともあるそうなので、プラスチック製の容器に移動させました。
1週間くらい経つと、卵に目玉が!
そしてスイレンの横で、アジサイが咲き始めた頃…
ついに卵から稚魚が出てきました。
水草から容器に移して、毎日水換えをして約10日ほどでした。体はスゴく透明で10倍レンズで拡大してみると赤い心臓が透けてみえました。
稚魚には普通のメダカのえさを小さく砕いて、あげようとしましたが、これがなかなか小さくなりません。(粒子状にする必要があります。)そこで、稚魚用のえさを買いました。
それから約2週間、少し大きくなってきたので、以前からある小さめの水鉢に移しました。(ここにはスイレンだけで、生き物はいません。)
その他、水鉢には、どこからやってきたのか、小さな貝(サカマキガイ)が、水鉢を這い回るようになりました。貝がいると藻を食べてくれるので、水鉢がきれいになります。
ナガバオモダカも葉っぱを増やしながら、何度も白い小さな花を付けてくれます。
ウキクサも、勝手に増えてきています。
この鉢は、とても美しい金魚に育つという職人技の光る土佐錦魚(とさきん)用の水鉢だけあって、メダカも住みやすそうです。植物が育って、変化に富んだ水中を、活発に泳ぎ回っています。
太陽の光が差し込むと水草や藻が光合成をし、気泡が上ってきて、とてもきれいです。
バルコニーに小さな水辺があると、こころがほっと落ち着きます。小さな水鉢で、スイレンだけを育てていた頃とは違い、メダカがいると一日何度もぼ〜っと飽きずに見てしまいます。
勝手にいろんな生き物が増えていきそうで、ちょっと怖いですが、時々手を入れながら、ビオトープ化を見守りたいと思います。
追記:今日は、スズメが水を飲みに来てくれました。(ミツバチが水を飲みにくる事もあります。)
アイテムを使い始めた日 2015年 5月
水鉢 白メダカ ナガバオモダカ 三卯養魚場の小物・雑貨 小物・雑貨のメンテナンス
- ブランド:
- 三卯養魚場
- 品名:
- モルタル製 丸鉢 (中)
- 寸法:
- 幅630mm × 高さ190mm
- 関連サイト:
- http://www.san-u74.com/order/tank-marubachi-01.html