梅雨の時期になり、スイレンにつぼみが付いて喜んでいたところ、
モルタルで出来た水鉢の外側に白い粉?白いカビ?のようなものが、付着しているのに気づきました。
(フワフワしてるものもあります。)
水鉢の中にはメダカがいて、その影響が心配になり、調べてみました。
調べてみると、モルタルに染み込んだ水が、モルタルの中の水酸化カルシウムを溶かし、外に出て蒸発。その際に空気中の炭酸ガスと反応して、炭酸カルシウムになるそうです。この白いものは、その炭酸カルシウムでした。
環境上の問題が生じることはなく無害だそうで、メダカにも影響ないようです。ホッとしました。
調べている中で、建物とかエクステリアでも同じく、白華現象が起きて、美観を損なうことがあるそうです。
それを知って、近所の家を注意して見てみると、確かにいたるところで白華現象が起きています。
建物の白華現象は、クラックの発生が原因の場合もあるので、その時は、クラックを補修して漏水を防ぐ対応が大事となるみたいです。
また、テラコッタや素焼きの植木鉢でも、焼き物の細かな孔から材料の結晶のようなものが、浮き出てくることがあって、それは素焼きの植木鉢が、食器などの焼物と違い、焼きがあまいため、内部の物質がにじみ出てきやすいのが原因だそうです。
よく見ると家のベランダの素焼きの鉢にも、うっすら白華現象が見てとれます。
水鉢の現象ほど派手ではなかったので気に留めていませんでした。
白華現象で白→そこに苔が生えて薄緑。その色合いがよい感じです。
水鉢は、つねに水を張っているので現象も派手になるのかもしれないです。そういえば、モルタルの鉢を購入するときに、『微量ですが、少しずつ水がモルタルから染み出ます。』と店の人に言われていました。
白華現象が気になる人は、タワシで擦ったり、高圧洗浄機などを使って取り除いたりするそうで、その専門の業者もあるようですが、
わたしはアンティークな良い感じになったと感じるので、そのままでいいかなと思います…。そこにまた苔がついたりすると、さらにいい感じになりそう。。
モルタルの白い粉、これからの変化も期待して、このままにしておきます。
アイテムを使い始めた日 2015年 5月
- ブランド:
- 三卯養魚場
- 品名:
- モルタル製 丸鉢 (中)
- 寸法:
- 幅630mm × 高さ190mm
- 関連サイト:
- http://www.san-u74.com/order/tank-marubachi-01.html