元々はお気に入りのビンを何かに活用したいなと思ったことがきっかけで、廃油(使ったあとの油)でキャンドルが作れると知りました。
なんてエコ!そして実験みたいで面白そう!早速チャレンジです。
*用意するもの*
・廃油
・油処理剤(固めるテンプルなど)
・クレヨン(色つけのため)
・アロマオイル(油の匂いを抑えるため)
・タコ糸(芯として)
・キャンドルを入れる容器
・計量カップ
・割り箸(かき混ぜ用)
・牛乳パックなど(かき混ぜ用)
・コーヒーフィルター(油をこすため)
※本来の商品の使用目的外の用途で油処理剤を使用しています。自己責任でお願いします!
まずは廃油をこします。
私はコーヒーフィルターを使いましたが、キッチンペーパーなどでもいいかも。
細かい汚れを取り除くためです。
今回使った廃油は、継ぎ足しながら3回ほど使用した油。
コーヒーフィルターでこすと、結構きれいに見えます。
ポタポタと落ちる感じで、思っていたよりも時間がかかりました。
その間に好きな色のクレヨンを削ります。
今回は黄色。どのくらい必要かわからなかったので、ちょっと多めに。
削ったクレヨンを牛乳パックに入れて、お湯を沸かした鍋につけて湯煎します。
わりとすぐにクレヨンが溶けます。
クレヨンが溶けたら廃油を投入。
しっかり混ぜ合わせながらさらに湯煎。
(私は湯煎しましたが、こした廃油をフライパンなどで熱してからクレヨンを投入しても良いと思います。加熱しすぎに注意)
クレヨンと油が十分に混ざったら、固めるテンプルを入れます。
600gに対して18gということなので、100gに対して3g。
よくかき混ぜます。
固めるテンプルは80度で溶けて、40度で固まるらしいので、80度くらいになるまで熱する必要があります。
容器には、タコ糸を挟んだ割り箸を載せておきます。タコ糸が芯になるので、なるべく真ん中に。底にもつくようにします。
流し込んでからでも微調整可。
油を流し込むときは冷めて固まる前に、慎重に…。
きれいな黄色になりました。
好きな香りのアロマオイルを入れて、冷めて固まるまで待ちます。
(どのくらい入れたらいいかわからなかったので、6滴ぐらいいれました)
※今回、ビンをガラスカッターでカットして、キャンドルの容器として使ったのですが、ガラスカッターがとてもむずかしい!
うまく行けば、その方法も…と思っていたのですが、お伝えするにはまだ修行が足りません。
もう少し練習して、うまくできるようになってから記事にしようと思います。
30分くらいで冷えて固まりました!
廃油で作ったエコキャンドル完成!
一般的なキャンドルと違って、触るとちょっとベタベタする感じ。
無事に火が付きました!
廃油キャンドルは、一般的なろうそくよりもよく燃えると言う話を聞いたのですが、個人的にはあまり変わらない印象。
市販のキャンドルと並べてみました。
市販のキャンドルの方が芯が太いせいか、炎が大きく感じました。
が、ほぼ変わりありません。
気になる香りは、アロマキャンドルというにはちょっと物足りない?もう少し入れたらよかったかも。
でも、油臭さは全くと言っていいほど感じませんでした。
思っていたよりも簡単に、トータル1時間ほどで完成!
火を消したあと、しばらくするとまた油が固まって、使用感もほとんど一般的なキャンドルと変わりなし。
様々な色や香りでさらに楽しみたいと思います!