ウスネオイデスをきっかけに、興味を持ったエアープランツの栽培。色々育ててみたくて、数種類購入したのですが、その中で現在順調に成長していると言えるのは、このハリシー(Tillandsia harrisii)のみ…(涙)
言い換えれば、私のような初心者でも育てやすい種類ということだと思うので、エアープランツの入門編としておすすめかも。
とは言え、順調に育っているように見えて、急に枯れたりするのがエアープランツ。油断は禁物。これからも見守って行きたいと思います。
購入したての頃。一番左端がハリシーです。
今年の2月にインターネットで購入しました。他に購入するものがあり、あともう少しで送料無料だったので、「じゃあ、何かエアープランツを」と。
一番右は、枯らしてしまって一番ショックだったキセログラフィカ。また購入したいけど、枯らすのが怖くて二の足を踏んでいる状態…。もう少し色々育ててから、再チャレンジしたい!
その間は、100均(ダイソー)で購入したエアープランツたち。これらも諸事情により枯れてしまいました…。
葉が綺麗に開いて、まるで花のように見えます。葉にはトリコームと呼ばれる細かい毛がびっしり。銀葉系と言われるハリシーは、乾燥に強くて直射日光にも強い種類です。
購入してからしばらくの間は、「エアープランツは直射日光の当たらない明る場所」と思っていて、窓から離れたところで育てていました。
週に2回~3回、夜に霧吹きでこれでもかというくらいに水をかけ、葉の間に水が溜まらないようにひっくり返して乾燥させ、翌日元に戻す…というのが基本の水やりです。霧吹きがちょっと面倒なときは、容器に水を溜めて、そこにハリシーをドボン。2~3分で引き上げて、ひっくり返して乾燥…という方法も。
しかし春になっても成長している気配がなく、もう少し日に当てた方がいいのかもと思い、窓際へ移動。
上の写真は今年の6月頃です。特に変化がありません。
夏になり、そのままだと夏のキツイ直射日光が当たってしまうかも…と思い、さらに場所を移動させました。
それが、ここ。ウンベラータの枝に乗っけています。ちょうどY字になった部分にいい感じに引っかかってくれています。ここなら、ウンベラータの葉が、適度に直射日光を遮ってくれて風通しも良好。
元々、エアープランツは着生植物で、樹上や岩場にくっついて成長していく植物。こっちに移動させてから、心なしかイキイキとして見えます。
改めて近くで観察。(2015年11月)
現在の直径は20cmほど。全然大きくなっていないのでは?と思っていましたが、観察していると、あることに気づきました。
中心付近にある葉っぱたちに、ラインが入っているのがわかりますでしょうか?(赤矢印のところ)
前は、ここまでしか出ていなかったという証拠!意外と成長していました!
そう思ってみると、確かに前よりも広がってきているような…。
エアープランツを育てている方のブログなどを読んでいると、「根が生えてきた!」という記述を見かけるのですが、我が家のハリシーはさっぱり。エアープランツの根は、水を吸収するためではなく、体を固定するためなので特に問題はありませんが…。水やりの時に移動させるので、落ち着かないのかもしれません。
乾燥してくると、葉の両側が内側に丸まってきます。(この写真でもすでに水が欲しそうな感じですが…。)これから冬場を迎えて、乾燥する時期です。こまめに観察&水やりをして、冬に備えます。